2011年2月19日土曜日

トップ下で躍動!香川が2発!2戦連発?

 【ドルトムント3―1シャルケ】ドルトムントの日本代表MF香川真司(21)が19日、シャルケとのルールダービーで2試合連続ゴールを決めた。4―2―3―1のトップ下で先発すると、前半20分に左足でゴール。後半13分にも左足ボレーで2得点目。シャルケの日本代表DF内田篤人(22)は左足小指骨折のためベンチ外となって11日のボルフスブルク戦に続く日本人対決はならなかったが、香川が存在感を示した。

 背番号23が輝きを放った。前半20分に味方が競ったボールを拾うと、鋭いドリブルでゴール前へ切れ込む。勢いに乗ったまま迷わず左足を振り抜くと、ボールは相手DFに当たって相手GKの逆を突いてゴール左へ吸い込まれた。ドイツ国内でも注目度が高い一戦で11日のボルフスブルク戦に続く2戦連発。4日のパラグアイ戦でもゴールを決めた新生日本代表のエース候補が、またも高い決定力を見せつけた。

 入団時から同じルール地方のライバル?シャルケへの対抗心を植え付けられていた。入団直後にシャルケカラーである青いスパイクを履いていたところ、チームメートから「その靴はここでは履けないよ」と注意を受けたという。「内田くんも“ドルトムントの日本人と話すことは許されないよと言われた”と言ってた」と苦笑いを浮かべていたが、その因縁のダービーマッチで先制パンチを見舞った。

 香川が活躍できるようになった要因はトップ下起用だった。クロップ監督が「香川の弱点はほとんどないと感じていたが、あえて挙げるならクロスの精度だろう。ただし、中央でプレーするならクロスを上げる機会はそれほど多くはない」とトップ下へ抜てき。「速いテンポでパスをつないでいけば彼は前に出て行けるし、ゴールへの危険性を生み出してくれる」と香川を中心としたシステムへ変更したことが的中した。

 この日も、ほとんどの攻撃が香川を経由。チームの攻撃の核として欠かせない存在となっている。守備でも手は抜かない。前半終了間際にはカウンターのピンチを防ぎ、警告を受けた。急成長を遂げている香川が、ドイツでスターへの階段を駆け上がっていく。

 ?香川のドルトムントでのゴール?8月19日の欧州リーグ予選プレーオフ第1戦カラバグ戦で移籍後初得点を含む2ゴール。11日のボルフスブルク戦ではリーグ戦初ゴールを決めた

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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

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